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不安のない日々の尊さ


 震災以後ずっと続いている緊張の糸が、あちらこちらで少しずつ緊張をささえきれずに声をあげている。被災地からはずっと離れた東京でも、被災者に寄り添って過ごす心とからだが心配を抱えきれずに一緒に傷を負っている。
 地震、津波、恐怖、悲しみ、心配、、、原発による新たな不安。この状態の終わりは今のところ見えていない。だからなお、人々のからだの見えないところで痛みが深くなっているようでやりきれない。
 ことに、病気を抱えている方、高齢の方々が、次々と体調を崩して病院を訪れている実際を、今日この目が確認した。母もまたその一人だ。
 この不安感が長く続くのは、国民の精神状態、体力を疲弊させる。ああ一刻もはやく「安心していいですよ。」と笑顔で会見していただきたい。このままでは、三次的四次的な被災者も続出することになってしまう。

 不安のない日々、というものがどれほど尊いものなのか。そのことを知らされている。


 今日も被災者の方々への応援メッセージが届いていますので、ご紹介します。

 みなさんからの応援メッセージもお寄せください。
 → yoshimi@i-produce.net 宛にお願いします。


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“被災者の皆さんへの応援メッセージ”
    『私たちはつながっています!』



かとうなほこ:Grace Placeスタッフ、3歳と6月に生まれる二人の子の母、神奈川県

被災者のみなさま
 みなさんは今どのように過ごされているのでしょう。
被災地から遠く離れた神奈川の地にいる私のところに、テレビなどの報道は災害の真実をはっきりと伝えてくれません。ただただ原発の行方、日本の今後のことなど、断片的に飛び交うさまざまな情報に戸惑うばかりです。
 「つながろう」というキャッチフレーズがそこここから聞こえますが、被災地の皆さん、私たちの声が聞こえていますか?本当に「つながる」ことができているでしょうか。

 確かに、今日本の皆は被災者の皆さんの無事、健康、復興を皆漠然と心の中で願っています。
 しかし災害の実際を見たこともなく、震災後の皆さんにお会いしたこともない私が「がんばって!」と言ったところで何の力にもならない、何の声も届かない。実際的な力には到底及ばないと思っています。何もできなくてごめんなさい。

 今回、私たちは当たり前に思っていた生活について色々と疑問を持ち、それらがなんと脆いものであったか感じました。
 これらを感じた私たち、特に東京周辺に住む私たちは、自分達の生活の仕方、仕事の仕方、電力のこと様々なことを見直し、そして変えていかなければならないと思っています。
 日本全体が大きく変わる時がやってきたのだと思います。長く長く時間がかかると思います。
でも、私たちはこの震災のことを忘れない。自分達もまた、違うところから深い悲しみを体験しました。
 将来、この震災に遭われた方が日本が変わった実感を得られること、
この震災に遭った子ども達が大きくなって、いつか一緒に良い社会をつくっていくこと、それができるように、今私たちは学び合い、行動し合っていきます。私もがんばります。

 たぶん私たちが被災地の方へエールを送るのではなく、お互いにこれからの日本のためにエールを送りあってる。そうして繋がっているのだと信じています。

 みなさんに、すこしでもはやく、あたたかさを。



馬渕香保里:ボイストレーナー・リトミック教室アシスタント、東京都

被災地の皆さまへ
 言葉という、人間の心から出てくる力を借りて、今皆さんに少しでも力になれたら、支えになれたらと思い、ここに書いています。
 私たち、私がどれだけ想像しても、実際に経験された方の気持ちになれないということが、とても居たたまれないのですが、皆さんに心から笑顔でいられる毎日がはやく訪れますように、願っています。
 東京という離れた場所からではありますが、強く願い、また何か力になれたら、と微力ながらに毎日を過ごします。ありがとうございます。

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“被災者の皆さんへの応援メッセージ”『私たちはつながっています』
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蕾が躊躇いなく開くには

 ようやく春らしい日差しと空気に、日中は暖房も使わず過ごせた一日。東京の桜もどうやら開きはじめた。
 我が家の前の通りをピンクに染める寒緋桜も、今年はどうも出遅れている。それでも今日は、ほんの少し開こうともがいているような蕾たちを見た。
 ああこの蕾が一気に何の躊躇いもなく開くには、東電の会見の不気味さと異様に濁った説明が、すっきり靄を振り払ってくれないといけない。そうでなければ、桜はおろか私たちの日々の暮らしにも心にも、ましてや避難場所を転々と移動している被災者の方々の人生に春がこない。


 今日も新たに被災者の方々への応援メッセージが届きましたので、ご紹介します。

 みなさんからの応援メッセージもお寄せください。
 → yoshimi@i-produce.net 宛にお願いします。


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“被災者の皆さんへの応援メッセージ”
    『私たちはつながっています!』




芹澤 奈緒美:Grace Placeサポートスタッフ、4歳・10歳の子供の母、東京都

恐怖、悲しみ、寒さ・・・
離れていても感じる恐怖。ニュース映像の強さに心が痛み、人々の不安、興奮の中に私も子供達も入り込み、経験したことのない数日間。 

決断、安堵、微笑み、のために今の私にできることは何か。
寄り添ってわかちあえませんが、私たちは皆様を思い、考え、応援をしています。



条谷 慶江:主婦、神奈川県

 日1日と時間は過ぎます。地震前には時計を戻すことは出来ませんが、次に向かってだれにも新しい時間が与えられています。いま、新しい時間が過ぎた時間よりも明るいことを願っています!!夫は明日東北に向かって知人をお見舞いに行きます。私は直接伺えませんが、川崎から皆さんのお幸せな時が早く来るように祈っています。



喜井 深景:保育士、東京都

「こわいよ」という子ども
「大丈夫」と抱きしめる

「ママー」と泣く子ども
「ここにいるよ」と抱きしめる

いつもは弱虫のわたしも
今は強くなれる
いつもは泣いてばかりのわたしも今は笑いたい

1つの力はよわくても、 いっぱい集まれば強くなる
1人の力は小さくても、 いっぱい集まれば大きくなる

素敵なことが始まるように、みんなでつなげよう
素敵なことが始まるように、みんなでつながろう

あきらめないで、私がいるよ
あきらめないで、みんながいるよ
笑顔のなかまが、どんどんふえて世界が一つになってゆく


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“被災者の皆さんへの応援メッセージ”『私たちはつながっています』
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ことばのバトンを渡しながら

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 今日からはじめた呼びかけに、“被災者の皆さんへの応援メッセージ”が届きはじめました。
 ことばを届けてくださった方々それぞれが、また次の誰かにバトンを渡してくださっています。被災地の方々へのメッセージが、こうして応援を綴る私たちひとり一人にもつながりを生んでくれています。

 みんさんからの応援メッセージをお寄せください。
 → yoshimi@i-produce.net 宛にお願いします。

 今日届いたメッセージを掲載します。

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 “被災者の皆さんへの応援メッセージ”
    『私たちはつながっています!』
         


関口泰子:Grace Place スタッフ、まんまるやすこ先生

 テレビで流れる被災された方の映像メッセージに心がふるえます。過酷な避難生活を強いられているのにもかかわらず多くの人が「無事でいるから心配しないで。」とカメラに向かって語っていらっしゃいます。
「心配しないで」・・・そうおっしゃるその方も大事なひとに生きていてほしい!無事でいるんだろうか、とどれほど心配されていることでしょうか。
 助ける人、助けられる人、小さな祈りがどんどん繋がってたとえどんなに小さくても希望の灯りとなって被災された方の心に灯りますように。一日もはやく温かい寝床で身体を休めることができますように。
 私達もお互いに心配しあったり、ぬくもりを共有しながらつながっていきましょう。音楽の力を借りながら。



山沢れいな:Grace Place スタッフ、リトミシャン
 この度の震災は大きな国難となっており、少しずつ道が開かれるのを祈るばかりです。お見舞いの言葉もありませんが、私も募金や節電など出来ることから始めています。ここ数日ラジオから聞こえ始めた被災地の復興の声の、一助となりますように。そして、一日も早く被災地に光が戻りますよう。



馬淵明彦:リトミック指導者

 大災害に被災されました全ての方々に、心よりお見舞い申し上げます。
特に一瞬にして命を奪われた方々およびその関係者の方々には、尽くせぬお悔やみを申し上げます。
 今回亡くなられました皆様は、きっと神様が天国に招いて下さっている、と信じています。

 今なお、悲しみの中に居られる方々に、ご自分の傷ついた心を、少しでも安らかにする方法をお伝えしたいと思います。

 皆様が幼い時から歌っておられた心の歌を、どうぞ声に出して歌って下さい。それで涙が出てきたら、声を出して沢山泣いて下さい。歌う時に、歌に合わせて躰を動かすと、より一層心は癒されていきます。
 どうぞ心の歌を歌って下さい!



平岡純子:広島市に住む女性です。30年を音楽や子ども達と過ごし、今は金型をつくる町工場のおかみさんです。

 大きな災害に一瞬にして見舞われた東日本の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。今は言葉にする勇気もなく、でも何か伝えたくて、少しだけ広島のことを話してみます。
 広島も灼熱の8月6日、原爆と言う人災により一瞬にして火の海となり、街は燃えつくされ14万人の方が尊い命をなくされました。10年は草木も生えないと言われながら、翌日には電車を走らせ、銀行を開き、バラックを建て、日本はもとより世界中の人の力を借りながら、少しずつ再生していきました。
 平和公園には原爆にも生き残った1本のアオギリの木~希望の木があります。熱風で枝葉も枯れ、幹も折れてしまったのですが、翌春に芽吹きはじめ被爆と敗戦の混乱の中、人々の生きる勇気と希望となりました。
 どうぞ皆さんの町や村にも希望の種が見つかりますように・・・
 今の皆さまの現状は、明日の私たちかもしれません。今あることに感謝し、広島から細く、長く、心にとどめ応援していきたいと思っています。言葉が足らず歯がゆいばかりですが、お許し下さい。
 『一人の小さな手、何もできないけど、みんなの手と手を合わせれば何かできる、何かできる!』



中館栄子:67歳、リトミック研究者
 今、私達は忘れかけていた一番大切なことに気づきました。私自身は被災地から遠く離れた地に住み、計画停電ごときで戸惑っている年寄りですので、被災地に出かけ、直接ボランティア活動のお手伝いをする自信はありませんので、メッセージを送ります。
 被災地の皆さんの痛み、恐れ、不安を受け止め、長期的な復興に向けての皆さんの心の支えになりたいと日本中の一人ひとりが思っています。
 そして、被災地の方々の発信は、私達一人ひとり、自分のできることは何か、を真剣に考えながら生きることを教えてくれています。
 今、私達は皆で力強く手を握って一つの大きな輪になっています。願いも一つだと思います。皆で温もりを感じながら頑張りましょう。

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“被災者の皆さんへの応援メッセージ”『私たちはつながっています』
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被災地の皆さんへの応援メッセージ開始!

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 依然として緊迫した原発現場の危機的な状況の中、命がけで作業に取り組んでくださっている多くの現地作業員の方々、またそのご家族、被災地の皆さんの心とからだの健康がとても心配です。
 私の生まれ育った東京の街は、これまで目にしたこともない力を出して街をあげて節電に協力し、被災した方々を想い、被災地を想い、人々の足も手も顔もみな一様に静かに冷静に情報をキャッチするアンテナになっています。
 今はみな、心の底から人と人のつながりの尊さをかみしめて、丁寧に扱おうとしているのがわかります。この気持ちを、私たちはこれからずっと持ち続けなければいけないと思うのです。
 
 こんなにあたりまえで、こんなに重要なことを教えてくれた東日本大震災。いま私たちにできることはわずかですが、今日からこのブログ上に、被災地の皆さんへの応援メッセージを載せていきたいと思います。
 “被災地の皆さんへの応援メッセージ”『私たちはつながっています!』の開始です。

 思い合えること、感じ合えること、助け合えることができる人が日本中にいる!ということが、被災地の皆さんに届き、互いに確かめ合えることを願っています。
 メッセージは随時受け付けています。皆さまからも是非お寄せください。いただいたものは、不愉快なものでない限り掲載させていただきます。
メッセージの送り先はこちらへ→ yoshimi@i-produce.net

 まずは、私と夫の市原康の二人のメッセージからスタートします。

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“被災地の皆さんへの応援メッセージ”
          『私たちはつながっています!』



大谷 よしみ:Grace Place代表、ミュージックエデュケーター      
 
 恐怖と悲しみと悔しさ、不安、絶望感、そして食料や燃料のない厳しく寒いつらい時間の連続の中、皆さん本当によくぞ助かって生きていてくださいました。その忍耐と頑張りの姿は、いま日本中の人々の心を結びつける大きな力になっています。そこに生きていてくださって、それだけで本当に私たちはうれしかった。こんなところにつながりがあったのだ!と気づかせてくださって本当にありがとうございました。
 これから日本は、きっと東北関東の抱えた悲しみと犠牲の上に、日本の国の復興と生活と心の復興、新しいきずなの復興をするのだと思います。本当に必要なものは何か、大切なものは何か、豊かな暮らしとはどういうものか、しあわせとは何か、よろこびはどこにあるのか、どう行動すべきか・・・。
 皆さんの頑張る姿から多くの問いかけを与えられ、みんながそれを共有しています。いま日本は一つになっています。どうぞ強い気持ちを持って、いっしょにそばにいる誰かと寄り添って頑張ってください。私たちも、皆さんが生きて頑張る姿といっしょにできることを頑張ります。目には見えませんが、全国でいっしょに心配し、頑張れ~!と声援を送り、祈っている仲間がいることを感じてください。私たちはつながっています。このつながりをお互いに実感して過ごせる力が与えられますように。
      


                          
市原 康:ドラマー

 圧倒的な力で打ちのめされた、想像を絶するこの災害に遭われた被災者の皆さんの痛みと恐れと不安、そして悲しみ、絶望。私はそのほんのかけらさえも体で感じることができない被災地の「外」にいます。ただ余りにも多くの方々が同時に、また一瞬にして変えられた運命を私も確かに見えないつながりによって運命共同体のようにして今を生きようとしているように感じています。 
 かけがえのないものが一瞬にして奪われた、、それを忘れることのないように。持っていた宝を心に携えて復活の力へと変えていく。皆さんはきっとそれをするのだと思います。
 絶望の果てに小さく見える扉。ふと見る光、ふとしたひらめき、それにすがりつくようにして小さな一歩を踏み出すのだと思っています。皆さんはきっとそれをするのだと思っています。

 心が重たいです。復興の明るいニュースを聞いても原発という重たい灰色の雲が覆い被さって私たちを押しつぶそうとしています。命を賭けて最前線で戦う人達を心配しています。体が守られ、良い知恵が与えられ、そこに不思議な突破口を見出すことができますように。そしてこの最大の難関を乗り越え、静かで平凡な幸せをもう一度共に勝ち取る。皆さんはきっとそれをするのだと思っています。
 
 いつもいつも心に覚えています。祈っています。皆さんと共に天を仰いでいます。
                          


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“被災地の皆さんへの応援メッセージ”は、こちらでまとめてご覧になれます。
          ↓
http://graceplace.web.fc2.com/ouen.html






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金の時に金の自分を

 ツイッターでやっとわずかにつぶやいてみた自分。

 「二週間が経ちました。緊張感の続く生活は人々の心身を疲れさせているように思います。東京の街全体も太陽とともに起き夕暮れとともに静まるようなリズムになっています。これを機に私も本気で太陽とともに寝起きする生活に切り替えて、本当に必要なことを提供できる金の自分をつくりたいと思うのです。」

 
 この震災で震える日本のこの場所に自分の身を置きながら二週間を過ごしてみて、自分の生がいったい何に使われれば、私は「これで満足だ」と喜べることなのか。そのことをずっと思う。
 悲しみ、悔しさ、痛み、憤り、不安、怒り、絶望。
 これらをみんな包み込み希望を抱いてすっくと立てるエネルギーを、人はいったい何から得られるのか。

 多くの映像と声の中に、「まだ人がいる」と感じると心の底からうれしくなる。
 人は人との関係の中でしか、力をもらえない。
 誰かの笑顔、誰かの手、誰かのぬくもり、誰かの励まし、誰かの存在。
 誰でもいい、誰かがそこにいてくれて、私とともに悲しみ泣いて、苦しみ悶えて、不安で震えて、寒くて寄り添える。それだけで、ただそれだけで、希望が胸に灯るのだ。
 頑張らなくても、自ら力を出さなくても、誰かとそこにいられれば、必ず希望の灯が灯る。
 希望の灯が灯ればそれから、みんなでいっしょに頑張ればいい。
 希望を胸に頑張ればいい。
 それまでは、頑張らないで、とにかく誰かといっしょにいればいい。



 自分の時間は
 今日も変わらず
 24時間あるのだけれど
 本当に必要な
 金の仕事ができるなら
 今日も生きてよかったと
 喜び満ちて
 今夜も眠れる
 
 金の仕事をするために
 金の自分をつくるには
 金の時間をみつけよう
 神様がくださった
 おひさまの光とともに
 私のからだが目覚めるように
 光が沈む夜の時に
 私の心も静まるように

 金の時間に出会えたら
 金の仕事に取り組んで
 金の自分をつくりたい
  
 本当に必要なところに
 本当に必要なものを
 本当に必要なかたちで
 提供できる
 金の自分をつくりたい
 
 本当の光の中で
 金の自分
 誰か
 になって
 金の笑顔で
 誰か
 といっしょに笑いたい
 



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「親子リズムサークル」と「JOYJOYリズムコーラス」は、震災の影響で3月いっぱいお休みです。
4月からまた、元気にみんなで歌って動いて笑顔になりましょう!
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祈りを込めた生活を

 11日に起こった東北関東大震災から今日で6日目。
 本当にたいへんな災害になりました。東京八王子の我が家は9階のため、家の中が滅茶苦茶になりました。食器棚、本棚、CDラック、その他棚の物やデスクの上のものが見事に散乱し、どの部屋も足の踏み場もなくなりました。が、私たちはみな問題なく無事でした。
 
 被災地の状況が明らかになるにつけ、離れた場所にある自分たちの無力さを覚えますが、現地点でできることと言えば、出来る限り平静な心持ちで日常の生活の営み一つひとつにいのりを込めて行動することでしょうか。
 発せられる情報を出来る限り冷静に受けとめ、日本全体の状況を見渡して自分の周囲の最低限の安全を確保しつつ、被災地への出来得る支援を行いたいと思います。
 雪の降るあまりにも冷たい被災地の状況下で、何より灯油やガソリンの燃料が不足とのこと。遠隔地の我々は、燃料系の買い占め食料の買いだめに走る行為を控えましょう。昨日スーパーへ出向くと、多くの棚が空っぽ。人々は少々殺気立った様相で、どの人もかご一杯に様々なものを抱えていました。
 昨日から始まった計画停電や節電に協力する生活の中で、日常知らず知らずのうちに必要以上に使っている電気の使用状況を知らされています。今回の災害が、私たちの生活に本当に必要なものをはっきり教えてくれているように思います。この機会に、「本当に必要なもの」を確認できたらと思います。

 これを書いているたった今も、大きな余震がありました。継続している余震への心配や不安に加えて恐怖をあおる情報による混乱もあります。それぞれに節度と知恵のある行動で、互いにつながり合って、この時にこそ協力し合いたいと思います。

 Grace Placeでは、「親子リズムサークル」など今週中の活動はすべて中止しました。お母さま方、どうぞ恐怖感で怯えるおこさんといっしょにいてあげてください。そしてお母さま達が平静な心持ちで過ごせるようになさってください。



 ワールド・ビジョン・ジャパンが、被災地への支援活動を実施しているようです。以下は、シンガーソングライターの岩渕まことさんに届いたワールド・ビジョン・ジャパンからのメッセージですが、そのまま転載します。私たちにできる支援を、できる形で行いたいと思います。
 
ワールド・ビジョン・ジャパンでは、被災地での支援活動を実施します。
緊急支援物資の配給とともに、被災した子どもたちへのケアを中心とした活動を実施するためにスタッフを被災地に派遣します。
支援活動の実施にともない、募金の受付も開始いたします。
既に各国のワールド・ビジョンを通して支援の輪が広がっています。
今も恐怖と悲しみのなかにいる方々のために、皆さまのご協力をお願いいたします。

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特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
〒169-0073 東京都新宿区百人町1-17-8-3F
TEL:03-3367-7253 / FAX:03-3367-7652
http://www.worldvision.jp
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今ごろの長いご報告

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 伺ってからもう一ヶ月が過ぎてしまいました。
こんなに遅いご報告でごめんなさい!

 去る2月5日(土)、愛知県犬山市のピアノの先生方(music field Mam:奥村まなぶ、m&s kokopelli:伊藤智津佳)の主催で、小学生とその親御さん、またピアノや幼児教育の指導者の方々を対象にリトミック講座が開催されました。初めてお目にかかる皆さんでしたが、楽しく講座を担当させていただきました。

 久しぶりの名古屋。冷たく澄んだ朝の空を仰いで新横浜から新幹線に乗車。名古屋で乗り換え、名鉄犬山線で初めての駅「江南」で下車し、迎えに来てくださった主催者の伊藤さんとお昼のレストランへ。そこでもう一人の主催者奥村さんと合流し、美味しいスパゲティをいただきました。
 昼食後、いよいよ会場の大口町健康文化センターへ。

 はじめに小学生の親子さんたちとリトミックのワークショップ。ほんの90分の活動はあっという間でしたが、初めての体験なのに集った親子みなさんがぎゅっ!っと集中した時間になりました。音を聴く前に、お互いに心を一つにして一つのタイムを共有する練習。同じタイムの中に存在しながらお互いに協力し合わないとできない作業を無言で行います。時間を共有することで結束する楽しさ、限られた時間の共有を感じ合いながら共に作業をする喜び。声は出さない、相談しない、無言の中で互いに目的を達成させようとする協力的姿勢を感じ合う喜び。こんな小さな練習が、音を聴く耳を創ってくれます。

 音を聴く耳の準備ができたら、今度は実際の音に即座に反応してみます。一人で反応するのでなく、誰かと一緒に反応を共有する。お互いに音の聴き方を表現し合いながら音楽はどんどん進みます。これはゲームでもあり、音楽を感じる表現セッションでもあり、コミュニケーションでもある。そうして次には声を出し、次にはもっと動きの種類が増え、次には聴き方のルールが複雑になってゆく。誰かと手をつなぎながら進む活動の中で、気づけば誰もが声を発せず耳に意識を集中して注意深く動いている。そんな中、瞬間瞬間に小さな達成感を味わうと、互いに笑い合い、互いに「やったね!」と合図し合い、「もう一回!」と心の中でリクエスト。

 リトミックのワークショップを行うたびに思うのは、「音を聴いて動く」というこの単純な活動くらい人と人の心を近づけるコミュニケーションの方法は存在しないのじゃないか、と感じることです。初めての出会いであっても、この小さな活動が、本当に大きくて豊かなコミュニケーションを生むのだから不思議です。「聴く」ことを誰かと一緒に行うことが、こんなに楽しくて、こんなにうれしい。誰かと一緒に聴いて感じ合うと、こんなに心が通い合う。緊張は解けて心も身体も解放される。言葉はいらない、音を一緒に聴ければいい。

 音楽の力だなあ、とつくづく思います。この力に出会えれば、人は自分の人生を結構頑張れるはずだ、とこの年になってわかるようになったのが、私が音楽に出会った収穫でしょうか。



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 リトミックとの出会いはまさに、どんなに厳しい課題の多い人生の中でも、その厳しさや苦しさや哀しみや喜びを感じ合える人との出会いをもたらしてくれる瞬間がある、ということに気づけた事実にあります。それは必ずしも言葉による励ましやお金による援助ではないでしょうけれど、お金や言葉の具体性がないとしても、一緒に音楽を聴きながら音の中で互いの思いを感じ合える、互いの感じ方を聴き合える深いコミュニケーションが可能だという奇跡を知ることができたということは、音楽に出会った本当に意味を知らされた瞬間であったように思うのです。

 音楽ほど豊かで確かで尊い神様からのプレゼントはないなあ、、、とつくづく思います。
 大口町での皆さんとの初めての時間は、あまりにもあっという間で講座としては物足りない入り口に過ぎないものでしたが、参加された皆さんと私自身がこんなに短時間に親しくなれた現実こそ、音楽の力によるものでした。音楽が言葉以上の深いコミュニケーションを与えてくれる、ということに出会った時、私たちは気の遠くなるような奇跡をも信じられるようになるのじゃないだろうか・・・。それも必ず神様がくださる。

 こんな大袈裟な気持ちにもなったこの日の後半は、指導者の皆さんとメヌエットのステップを踊ったり、一緒にことばのリズムを楽しんで動いたり、ほんの少しだけ音とリズムによる動きの創作を一緒に味わいました。段取り悪く予定の半分もお話ができずに終えましたが、また次回お目にかかる課題が残ったかなと。

 
 何よりこの日、帯状疱疹を患っていた私は朝から顔の激痛を抱えて向かったにも関わらず、こうして音楽の魔法の力で講座を終えて帰宅するまで痛みの症状をまったく感じませんでした。本当に不思議なことでした。集ってくださった参加者の皆さんとの音楽の時間が、薬よりずっと効いたということです!本当にすばらしい。こういう作用があるのですよね・・・。
 ご参加の皆さん、この出会いに感謝いっぱいでした。ありがとうございました!またお目にかかれますように。



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Appendix

プロフィール

市原よしみ/大谷よしみ(惠美)

Author:市原よしみ/大谷よしみ(惠美)
こどもたちお母さんたちと音楽をしながら、ことばを紡いだり、ぼんやりしたり、夢中になったりしています。美しいものに心を奪われて「きれい〜〜」と感じるのがとても好きです。うっとりしながら喜んで過ごす毎日の中で、どんどん繋がる新しい出会いに感謝して、神様からの恵みを数え笑顔で歌っています♪

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