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内なる自分と会うために

内なる自分のカフェ_convert_20100830012039


内なる自分と会うために
静かな階段を降りてゆき
懐かしい木の匂いのする
茶色いテーブルのカフェに寄る

階下は意外に涼しくて
赤い夕日が射している
カーテンゆれる大きな窓辺
ぽつぽつ寛ぐカップルの
ひざに腕に傍らに
寛ぐふさふさ犬の耳
風にそよいでゆれていて
潤む瞳が語り出す

いい気持ちだよ
ここではみんな 静かに自分と会っている
自分と会ってるお互いが
それぞれ風に吹かれては
テーブル越しに微笑んで
やさしいことばを交わしてる
ことばたちはやわらかで
風と戯れあそんでる

戯れあそぶことばのひらひら
店内自由に浮遊する
ひらひら ひらひら ひとびとの
内なる部屋に着地して
心持ちよくお寛ぎ

ひとびと それぞれ店を出て
お家へ帰ってみたけれど
内なる自分と会ったまま
階下の部屋ごと持ち帰る
いつのまにやら お家でも
テーブル越しにゆれている
戯れあそぶことばのひらひら
やさしく触れ合うことばのひらひら

ここではだれも 急がない
ここではだれも 慌てない

内なる自分の部屋へ帰れば
内なる自分のことばに会える
静かな階段降りたところの
木の匂いのするカフェに寄る

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相続してもいいころ

黒鯛2010相続しても2pc 小

 和泉ちぬさん率いる黒鯛プロデュースの芝居「相続してもいいころ」が、今日から一日2回公演で銀座みゆき館劇場にてはじまった。
 今回は、おっとイチハラも久しぶりの出演(と言っても亡くなった父親役で声のみ出演)で、ちょっと緊張の続いた8月。日常のライブやコンサートの演奏仕事をしながらの連日の稽古はなかなかハードで、今月は流石に張りつめた毎日になり、ぽよ~んとした私もぽよよ~んと伸びきらないように少し自分に手綱を締めたりして。
 
 まずは好調なムードで滑り出した初日を終えて帰宅したおっと曰く、「役者さんたちって、飲む時もみんな真面目な話しを熱くするんだよなあ~~。どうしてこうもミュージシャン連中と違うんだろう・・・?」
 いつもながらに、役者さんたちとの時間は濃い充実の空間らしい。残り二日でその濃さがもっともっと深まるのだろうなあ。いっしょに濃くコクを増して行くドラマー役者を眺めているのもいと楽し。

 お時間ありましたら、銀座みゆき館劇場へお出かけください!


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ツイッターはこちら→ http://twitter.com/yoshimigrace
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ずむずむリズム

 学研表紙_convert_20100818022859


 夏なのに、しばし冬眠モードでどこかへ旅していたようなわたしの実態が、どうやら暑い東京のこの家に戻ってこられたのは、こどもの声とこどものことばとこどもの笑顔とこどものからだのおかげだ。

 声もことばも笑顔もからだも、どれもみんな健やかにするりと伸びていい気持ちだ。どこの世界にもこんなに心地よい感触のものは見当たらない。そこからは暗さや不透明さや居心地の悪さや不安がない。ぴちぴちとして弾けるみたいに瑞々しいエネルギーが、むくんだわたしの体じゅうを潤して、みるみる代謝を機嫌良くする。

 こどもたちから、この生きる命のエネルギー漲る全身の流れをもらおう。流れのリズムの不均一と均一とのバランスの面白さを、遊びながら取り戻そう。遊べばいいんだ。流れをそのまま受け取って、面白がって遊べばいいんだ。何も立ち止まることはない。楽しんで喜んで、疲れたら眠ったりして遊べばいい。
 そうしたら、きっと透明な笑顔で伸び伸び健康な声で歌える。


 そんなわけで、こどもたちから命のエネルギーをもらっている私が、こどもたちからもらったままにリズムを楽しむ簡単メニューを書いたものが発売されているのでご案内を。
 「あそびと環境0・1・2歳」8・9月号(学研)。いま発売中です。特集「ずむずむリズム」を書かせていただきました。楽しく簡単にできるリズムあそびの紹介です。今ごろのご案内で失礼!どうぞご覧くださいませ。

瞬きするのももったいない!

高井戸10.6.12-2小

 瞬きするのももったいない!
と言ってるようなこどもたちのまん丸な目が、耳といっしょに音をとらえて
瞬時の反応で立ったり座ったり、走ったり止まったり、ぐっと息を詰めて聞き耳立てたかと思うと、音の消えた瞬間が面白くて笑い出す・・・・。
 音楽はこんなに面白いものだったんだ。音にもこんなに表情があったんだ。こどもたちの表情から今日も学んだ。

高井戸10.6.12-1小

 こどもたちは、音をからだでキャッチする天才だ。
どんな表情の音も見逃さず、聴き逃さず、部屋のどの場所にいても反応している。お母さんのひざにいても、抱っこされていても、興味のある方向へ歩いている最中でも。
 大人の耳がどんどん鈍感になっているのを、こどもたちの動きから改めて
知ることのなんと多いこと。
 
 美しい響きを聴いたとき、奏でたときの全身からこみ上げるよろこびの笑顔は、その音の響きに呼応して清らかで美しい。興味ある音ならすぐに音に向かって突進する。立ち止まってもっと聴く。お母さんにも「聴いて!」と訴える。それを全身でやってのけるこどものからだの自然な動きは、自然界の神秘を見せられているよう。
 
 初めて聴く音、初めて感じる音楽の興奮、初めてだらけを経験しているこどもたちから、毎回こんなにエネルギーをもらうと、命がもう一度目覚めるみたいにぷくぷく音を立てて湧き上がってくるから、今日もわたしは新しく生まれ直した誕生日のような時をもらったよ。

 「よしみ先生の親子リズムサークル」。暑い中、今日は高井戸クラスが元気な8月の活動を行いました。好きな歌、好きな動き、好きな音、好きな場所、色々な「好き」がだんだんはっきり見えてきました。1週間で見違えるほど成長する姿を、お母さんたちお互いで感じ合いながら、温かい空間が楽しくリズミカルに広がっています。こどもと一緒にお母さんたちの笑顔が輝くのが、素敵な空間。



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イタリアの風

 イタリアの風_convert_20100802011504

 西永福の前川邸で、三人の奏者のアンサンブルを聴いた。「イタリアの風 no.11」。
久しぶりのルネッサンス、バロックの静かで軽やかなあそびの音楽、恋の歌。カッチーニ、カプスベルガー、ランディ、モンテヴェルディ。ポリエッティは知らない作曲家だったけど、楽しいお茶目なチェンバロ曲がかわいらしく、サンチェス、ルイエ、と心が弾む。思わずステップしたくなった。
 
 安心で心地よい自然音の波動が、前川邸の広いリビングを包む。この頃は、こういう種類の音に耳を傾けるチャンスが如何になくなっていることだろう。こどもたちにも、このチェンバロの淡々と荒げない声の音楽に耳を澄ます時間をあげたいと思う。リコーダーの素朴で直ぐな音の美しさに身をゆだねさせてあげたい。語るテノールの伸びる声が、チェンバロやリコーダーと楽しげに踊る姿に触れさせてあげたい。

 終了後、友人のリコーダー奏者海野文葉さん、チェンバロの寺村朋子さん、テノールの長尾譲さんと、前川邸のご家族みなさんの手料理でしばらく楽しい時間をいただく。演奏は、いらない飾りがなくシンプルで軽く楽しかったと思ったら、演奏を終えてもなお、三人の奏者はいらない飾りを持たず、シンプルで軽く明るく楽しい会話をされる。心もからだも軽やかな奏者たちだ。
 夏の夜の、軽やかで涼やかな語らいの時。
 音楽がつないでくれた今夜の新しい出会いに感謝。
 音楽は明るいうれしさをくれる。

 前川さん、美味しいワイン、お料理をご馳走さまでした!


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しあわせの浮遊

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 30日の「ペトラストリート+」ライブ、静かな眩しい光を見た時間になりました。聴きにいらしてくださったみなさん、ありがとうございました。そして演奏者のお一人おひとりにいっぱいの感謝と拍手を。

 わたしにとってはデビューとなった今回のライブ。コーラスで歌うこということだけでなく、リードをとっていらっしゃる岩渕まことさんとの初めてのコラボで、自分の書いた詩「バクが夢を食べるのは」を岩渕さん作曲の新しい作品として歌わせていただいたことは、これまで開けてみなかった扉を開けた瞬間に射し込む光と風を、ライブ空間で直にこの目で見てしまったしあわせの浮遊だった。

 浮遊と言っても、彷徨い浮かんでいるのでないのは、演奏を聴いていただいたら間違いなくわかる。一歩まちがうと彷徨いそうになるわたしのことばの僅かな危うさを、岩渕さんのメロディは見事に捉えて飛ばしてくれた。しかも鳥のような羽など与えずふわりと宙に飛べるんだ。行き場を失わない筋の通った自由な浮遊が、意外にも聴いてくださった方々にも説明のつかない共感を与えたことは、西原悟さん(ピアニスト・編曲家)のアレンジの技だ。気づけばお客さんごとふっと扉の向こうの世界へ飛んでいる。

 ここは平和で静かなところだ。静かだけど沈んでない。明るいけど元気すぎない。平和だけど刺激的。刺激はあってもやわらかい。壁がなくて広々している。澄んだ信頼が沈黙をさびしくさせない。遠くにいても安心できる。縛らない。逃げない。関わり合って笑ってる。出来事のすべてに色と柄がついていて、それに触ればすぐに思い出せる。ああ、あの時の別れの悲しさだ。あの日の悔しさだ。これは意地悪な自分の暗闇だ。これこそ逃れられなかった嫉妬の支配だ。・・・。だけどどれももう尖っていない。みんな角がなくなって、丸みをもって微笑んでいる。そしてやんわりヴェールのようなピンクの呼吸がすべての事ごとを包んでいる。
 あ、ここはバクたちの町じゃないか。バクたち、こんなに自由な空に住んでいたのか・・・。

 しあわせの浮遊の実現は、メロディのおかげ、アレンジのおかげ、もちろんそれを演奏する演奏者のおかげ。演奏者同士の関係のゆたかさのおかげ。そしてそのゆたかさに震えてくださったお客さまたちの魂の応答のおかげ。

 語るギター奏でる岩渕さん、酔わせるキーボードで歌う西原さん、支えながらはしゃぐベースの谷さん、美しく冴えたリズムで遊ぶドラムの市原さん(おっとです。うちでも遊んでます)、艶めく彩り加えるヴァイオリンの宮池さん、そして温かい安心運ぶ声の岩渕由美子さん、ステキな音の世界ありがとうございました。
 昨夜の音楽の中で、新しいしあわせに通じる扉を発見した。
 この扉の向こうへ、たくさんの人たちといっしょに行きたい。

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Appendix

プロフィール

市原よしみ/大谷よしみ(惠美)

Author:市原よしみ/大谷よしみ(惠美)
こどもたちお母さんたちと音楽をしながら、ことばを紡いだり、ぼんやりしたり、夢中になったりしています。美しいものに心を奪われて「きれい〜〜」と感じるのがとても好きです。うっとりしながら喜んで過ごす毎日の中で、どんどん繋がる新しい出会いに感謝して、神様からの恵みを数え笑顔で歌っています♪

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