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『温故知新』コンサート

座・高円寺

28日、高円寺にできた新しい劇場「座・高円寺」で『温故知新』コンサートに出向いた。歌い手は、声優界のヒーロー立木文彦氏辻谷耕史氏。どういう経緯からか、選曲はいわゆる昭和歌謡。お二人とも私とまったく同じ世代だから、懐かしいとかいい曲だ!と感じるものが同じなのかどうか、昭和の名曲をかなりランダムに並べ、谷川賢作氏のJazzyなアレンジで楽しく歌った。
それにしても、昭和の歌というのは本当に沁みる歌詞とメロディでできている。
中でも、私の生まれた翌年にヒットした「恋のバカンス」。
リアルタイムで聴いたとは思えないのに、どういうわけかザ・ピーナッツの絶妙なハモリと一緒に記憶している。
改めて味わいたくなるのは私だけ?

♫~ ためいきの出るような あなたのくちづけに 甘い恋を夢みる 乙女ごころよ
金色にかがやく 熱い砂のうえで 裸で恋をしよう 人魚のように
陽にやけたほほよせて ささやいた約束は 二人だけの秘めごと ためいきが出ちゃう ~♫

この歌、尊敬する岩谷時子さんの作詞、作曲は彬良さんのお父さま宮川泰さん。
あのお二人で、沁みる歌をいくつも作っていらっしゃる。
沁みるって、なにかしら色のついた透明で冷たいものが、内臓の隅まで届くってことでしょう? 強烈な淋しさや苦しみや、人生の悲哀や恋の嘆きをうたったとして、内臓の隅まで全身に沁み渡っても、悲嘆に暮れて希望を失うのでなく元気をもらうのはなぜだろう。メロディのせいだろうか。悩ましい恋の歌でも、なんだか明るく感じるのは私だけかな。
こんな歌詞が書けたら、こんな仕事ができたらな・・。

この日、谷川賢作氏のアレンジは絶品で、バンド4名(ギター宮野弘紀、ベース吉野弘志、ドラム市原康)各氏の演奏は、そういう沁みる歌を明るく自由に奏でてくれてとても素敵だった。

そしてこの日、まったく知らない世界をひとつ経験。
会場を埋めたのは、声優お二人のファンの皆さん。これが若い女の子から中年らしき男性まで。つまりアニメ系ファンの方たち。私のまったく存じ上げない世界・・。全国各地からお仕事を休んでいらしたとか。
会場は、昭和の香りとは全然違った平成アニメファンの匂いがしていた。
彼女たちは、昭和の沁みる歌をどんな風に聴いたんだろう?

ああ、知らない世界があまりにもいっぱいある。

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『異議ある夫婦』黒鯛公演

異議ある夫婦

感動がまだ冷めないし、夢も覚めないからやっぱり書くことにした。

和泉ちぬさん率いる「黒鯛」のお芝居『異議ある夫婦』の千秋楽を観た。
最後のシーンを終えて、役者さんたち一人ひとりのカーテンコールに拍手をしていると、どうしようもなくこみあげてしまい、慌てて「どうしよう?」と隣の夫に助けを求めようとしたら、既に眼鏡をはずしてハンカチで目をごしごししていた。
説明できないのだけど、こういうのを感動というのだ。
動かされてしまったんだ。
からだの中のどこかがみんな。

芝居は本当に大らかで楽しかったし、何より役者さん一人ひとりが自由で、それでいてお芝居が不思議に深いのだ。生き物みたいにあったかくて、むくむくしていて軽快で、なぜか私まで自由になった。
終演後の打ち上げで、ちぬさんの元夫役をなさった佐藤正宏さんの言葉に、「ごっくん」と頷いてしまい、感動の意味を納得できたら、涙の意味が一気にわかってとぅる~ん・・と緩んですっかり嬉しくなってしまった私。

「“あこがれ”と“おそれ”を抱き続けていられる芝居をやりたくてやりたくて今の自分があるわけなんだけど、その“あこがれ”と“おそれ”を共有できる仲間に会える!なんてそんなことがあるっていうことがうれしくて・・・」と。

“あこがれ”と“おそれ”を共有できる・・・。
それだ!
この風船みたいにやわらかなパワーが、おひさまの方を向いてひまわりみたいに伸びていくのをずっと見ていたいと思った。
ぐんぐん伸びて、、大きく咲いて、きいろに笑って、元気をくれる。

あこがれていよう。
おそれていよう。
ぐんぐん伸びて大きく咲こう。
私もそのままでいよう。

ちぬさん、
黒鯛は、限りない海に泳いでどんどんつやつやになるんですね。
応援してますっ!




流れる

流れる雲



空じゅうに広がって
留まらずに
流れてる

空の顔が
黒い時も
赤い時も
青い時も

風の波が
止まる時も
ゆれる時も
凪ぐ時も


空を信じて
流れてる
風にまかせて
流れてる

私も
与えられる日々を
信じて
まかせて
流れていよう
人生じゅうに広がって
留まらずに
流れていよう

雨の号泣

楽しい子どもの歌をたくさん作った。
今日は、そんな一日だったのに
今日のページに
「あめは~」
と書いたら止まらなくなって困惑した。
なんでもないあめの日の感触が
するする指からこぼれたと思ったら
そのままどどお~っと、行ってしまった。
「あめ」ではなくて「雨」としか、言いたくないような怒りといっしょに、
なぜだか雨の号泣が
私の耳元で離れない。
雨はどうして泣いているのか。
いくつもの理由を感じようとしている私。

九州、山口地方のみなさん。
心からお見舞い申し上げます。

今日作った楽しい歌たち。
どこかで日の目を見ることができるかな。
近いうちに、お目もじできれば・・・。

あめ

あめは ぽつ
あめは ぽつ
と ふりはじめ
いつのまにやら
ざあざあふって
ハンカチあたまに
背中を丸めて
少しだけ 
でも
撥ねないように
ちいさく走って
お家へいそぐ

そうして
お家へつくころに
草の匂いが鼻先にぷ~ん
あわてて顔を上げたなら
向こうの空に
うっすらと
でも
ゆうゆうとした
ゆるやかな虹

そういうあめなら
ぬれたって
そういうあめなら
とつぜんだって
ひとりでいたって
傘がなくても
いつでもとにかくうれしいけれど


あめは ごう
あめは ごう
あめは 
ごうごうぶるぶる
ふって
だくだくながれておそって
くずれて
さけんだないたたおした
なくした

あめは きょう
なみだになった
草の匂いも
虹もない

ひとが きょう
ひとが きょう
なくしたもの
あめが きょう
あめが きょう
ながしたもの

いのちのひかり
いのちのうめき
いのちのかわき
いのちのすくい
あめは
いのちのみなもとだった
はずなのに

静かな桃

白い桃1個


桃が届いた。
白い。
しかも静かな桃。
水で冷やしておいたのを
夕食後にいただいた。
なんとも清楚な甘さと香り。

上品なお味です、と
送り主からコメントをいただいていたものの
突然やってきた夏の夜の涼やかなひとときに
我が家はすんなり避暑地を堪能。

都会の暑さを桃の肴に
林の小屋で夜更けの団らん。
酒ではなくて、桃の夜。
桃で避暑を楽しむなど
思いもつかない夏の愛で方。

それにしてもこの桃が
まさか川を下ってきた?
桃太郎には美しすぎる
桃代とか桃香とか いっそ桃!
なら生まれそうな気もするけれど。
色白でふくよかな桃だったら。


白い桃6個


岡山のTさん
素敵な時間をありがとうございました。
ごちそうさまでした。



胡蝶蘭の植替え

土に触れたい衝動が、思わぬチャンスで叶った日。

3ヶ月間咲き誇った胡蝶蘭の植替えを、黙々とはじめた夫に思わず「私にもやらせて!」と願い出たら許可が出たからうれしくて、汚れを取った根っこと葉っぱにたっぷり触ってその瞬間、あの冷静で艶やかな花の秘密を指先が感じてしまってどきどきした。
「胡蝶蘭は繊細だからやさしくね、ばい菌が入らないように」と言われて、こどもの手つきでやさしくやさしく新しい土(プレサブ)に株を入れた。
株はまったく強靭で、あの気高く白い花を支えた根と葉の強さは「繊細」とは遠く感じる。
しかも強さの健やかなこと。
その真っ直ぐな心意気が繊細だなんて、姫に仕える執事みたいだ。


胡蝶蘭根っこ


ばい菌に弱い忠実な執事を、しばし眺めてそれぞれポットに。
見事な花を咲かせていた3つの株は、なんともかわいらしくポットにおさまりペロリとしている。
「一週間はお水をあげないよ、ばい菌が入るから」
「はい」
・・そうか、姫はこうして守られていつしか女王がつくられるんだ。
健やかに強いものに守られて生きるなんて、最高のあこがれ。


胡蝶蘭ポット


生きている姫に触れて震えたとき。

P子さん、
4月にいただいたお姫様、つるりとかわがむけました。
こんなにかわいくなりました。

Graceな時間

果てない時空は
さりげない日常の中に
ゆめは
現実のただ中に

こどもの頃から知ってたはずの
あたりまえの真実だった
その場所で

大人のアタシがスキップしてる
大人のアタシが歌をうたって
大人のアタシが影ふみしてる

大人のアタシは水玉のワンピース
大人のアタシは笑って走って
大人のアタシは得意気で

いつでもどんどん新しくって
まぶしい方を見たくて見たくて
背伸びして
どきどきしながら
塀をのぼって
のぞいてみたら
見てしまう
目にしたこともないような
向こうの世界に
見とれてしまう

本当は知ってたはずの
こどもの頃から知ってたはずの
あたりまえの真実に
大人のアタシは夢中になってる

今日もまた
ゆめは現実のただ中に
朝日の射し込む
リビングに



Appendix

プロフィール

市原よしみ/大谷よしみ(惠美)

Author:市原よしみ/大谷よしみ(惠美)
こどもたちお母さんたちと音楽をしながら、ことばを紡いだり、ぼんやりしたり、夢中になったりしています。美しいものに心を奪われて「きれい〜〜」と感じるのがとても好きです。うっとりしながら喜んで過ごす毎日の中で、どんどん繋がる新しい出会いに感謝して、神様からの恵みを数え笑顔で歌っています♪

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