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テラバン終わりました~❗️


黒鯛プロデュース「テラバン」、終わりました~❗️
今回は何ひとつ手伝えませんでしたが、ぎりぎり千秋楽だけは観ることができました!
やっぱりよかったあ‼️
いつもながら、黒鯛は本が面白い! 演出が面白い! 役者が面白い!
名スタッフと名役者たちに囲まれて、名なに?…って感じで、夫くんがんばりました~。セリフは少ないながらいつも重要な役どころをいただき、結局ハラハラしっぱなしで私はほんとはもっと楽しめるはずなんだけどお~(^◇^;)  
 
ちぬさん、黒鯛の皆さん、ありがとうございました‼️

そういうわけで、観光課課長代理田村役の市原康よりお礼の言葉。

ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。無事全公演終了いたしました。毎回限界を覚えつつも楽しませていただいています。今回も準備段階では、もうできないなと思いつつ、終わってみると、ああやってよかったと・・。でもやってよかったなどというのはおこがましい話で、こうして機会を与えてくださった座長のちぬさんや演出の遠藤さん、脚本の小鹿坂さんに感謝。そして応援してくださる皆さんに感謝感謝! ありがとうございました。
明日からはいきなりルパンモード全開となります。大阪、東京のビルボードでお会いしましょう。
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黒鯛は泳いでいる演劇集団

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ひびきと夏美が一緒にピアノを弾く感動のラストシーン

 ご報告とお礼がたいへん遅くなりました。
 演劇ユニット黒鯛プロデュース「ピアノレッスン、なう」、大盛況と大好評をいただいて無事に3日間5公演を終えることができました。観に来てくださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。



ブログお花
多くの方々から届けられたお祝いのお花お花お花

 今回ゲストで演奏と共に役者デビューを果たしたピアニストの小原孝さん、見事に演じて演奏してデビュー公演大成功と相成りました。演奏会をこなしながらの稽古参加の準備でしたが、稽古が進むにつれて彼の真剣な取り組みがずんずんと胸に響き、思わず目頭が熱くなる稽古風景もありました。やったことのない知らない世界に自ら挑戦をした小原さんの勇気と現実の努力に、心から拍手!!です。本当に素晴らしかったです。だって私、あんなに大きな声を出す小原さんを初めて見たのですから・・・(笑)。演技はもちろん、演奏も本当にすばらしかったのです。今回のお芝居にピアノの音の繊細な音色が、どれほど大きな役割を果たしていたことか。。。小原さん、本当にお疲れさま、そして役者デビューおめでとうございました〜〜!!



ブログ小原さんとIMG_1590
千秋楽演じ切ってホッとする演奏家&役者の二人(小原孝さん、市原康)と

 そして夫市原康も頑張りました。ほんとに頑張ったね!と何度も言ってしまいました〜〜(笑)。
 何よりも台詞が飛んでしまう、、、という嫌なトラウマから逃れる方法を自分なりに探し続けた稽古時からの今回でしたが、公演2日目の昼公演を終えて、何やら演奏家としての本番の立ち位置を再度確認した夫、腹の底から腑に落ちるあり方を見出したようでした。それは何より相手の音を徹底的に「聴く」という演奏家として当然のスタンス。それがわかってから水を得た魚のように演技も言葉もするすると心地よいものになっていったのが、袖で観ていた私にも感じられるほどで驚きました。
 「聴く」ということが、演奏家だけでなく役者の世界でも同じということが心地よい演じ手をつくる、という新しい領域を夫が知ったことは、私にとっても大きな収穫で喜びになりました。
 観にいらしてくださった皆さんには、前半いったい何者なの・・・?と思わせた市原の役は、後半に実は精神科医だったとわかったことで、そんな重大な役をよくぞやりきったね、、、という温かい励ましの言葉になって終演後に皆さんから声掛けしていただけることになり、本当にありがたかったです。感謝感謝でした。



ブログ小屋入りゲネ後
本番直前に、みんなでポーズ!

 黒鯛は泳いでいる演劇集団だ。
 いつも泳いでいる、楽しそうに。
 いつも泳いでいる、遊んでいるみたいに。
 今回はまた格別にひとり一人の役者さんの個性が際立ち、そのひとり一人が生き生き自分を発揮しているのに癇に障らなくてほどよく心地よい強さの印象を訴えてくる。そして互いを刺激している。
 演じ手の誰もが舞台を一緒につくっているのを感じる芝居、とでも言ったらいいのか。
 客席にいながらそれを味わうことのできる芝居。
 そしてもちろん、演奏家がなくてはならない役を演じている。
 音楽が舞台を完全に立体的にしている。
 時間も空間も時代も思い出も、何もかもを同時にしかも違う場面のごとくに見せてしまう。
 音楽の可能性と芝居の可能性をこんなに広げることができるなんて
 あの舞台を観るまでは、本番を観るまでは感じるとは思えなかった。
 そして、演奏家と役者が聴き合い語り合ってできる世界はもう
 単なるストーリーの展開なんかじゃなく
 観るもの一人ひとりの思い出と夢と現実の入り交ざった
 心を映す舞台になっていた。
 黒鯛は、縦横無尽に泳ぎまわる作り手と役者と演劇鑑賞者でできている。
 もっともっと泳ごうよと言いながら。

 今回は関わらせていただいて、本当にしあわせでした。
 打ち上げでは脚本の小鹿坂はらひとさんから小鹿坂賞までいただいてしまった私、本当に感謝と感激だらけのしあわせな時間でした。
 みなさん、本当にありがとうございました!!
 黒鯛大好き。
 次の黒鯛でも、一緒に泳ぎたいなあ〜〜。





「ピアノレッスン、なう。」いよいよです。

ブログIMG_1473

 本日最後の通し稽古を終えて、いよいよ明日は小屋入り。
 サントリーホールで仕込みゲネプロ、そして明後日から本番5公演の舞台がはじまります。
 「ピアノレッスン、なう。」(黒鯛プロデュース)@サントリーホール ブルーローズ
 → http://kurodai.net/
 写真は、主演の和泉ちぬさん、今回ゲストとして役者デビューを飾るピアニスト小原孝さん、ちぬさんの娘役の弥香(みか)さん、そしてちぬさんとはどんな関係でしょうか!?市原康。息もぴったりになってきました。



ブログ8月19日ピアノレッスン5

ブログ9月23日ピアノレッスン4

 ちぬさんは、夏から我が家へピアノレッスンに通い、それはそれは夢中になってピアノのお稽古に励みました。
 何しろ3日でピアノを弾けるようになる、という設定のお話。
 役者魂とはこういうものか、、、と私もすっかり驚かされるほどたった2ヶ月のレッスンで上手になったちぬさんのピアノ演奏。本番ではもうさらさらさら〜〜と弾いてくれるはずです。。。。



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 10月に入って休みなく毎日の稽古でしたが、演出の遠藤さんの言葉で役者さんたちひとり一人が新しい顔を出し合って作品を互いにつくりあげていく様子は、本当に面白くこのユニットそのものがかわいい動物のように愛おしく感じられたりして。



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 そして今回、ピアノの魔術師小原さんのピアノが随所で大きな力を発揮しています。
 芝居の中に生のピアノが鳴ることで、こんなに様々な色の効果があるということを初めて知りました。言葉も動きも表情も時間も空間も、ピアノの音が一音鳴るだけでもっと別の意味を帯びてくる。そして見ている私たちの心にそれぞれの風景の映像を見せてくれる。
 音楽の力、というものを感じないわけにはいかない小原さんの存在です。
 もちろん、小原さんの演技もお楽しみに。本当に立派な役者デビューになること間違いなし!です。


 10月30日〜11月1日まで5回の公演があります。
 まだチケットはぎりぎりまで受付ております。楽しくておかしくて笑って泣いて切なくて・・・。心に温かな灯を灯す、そしてピアノを弾きたくなってしまう今回のお話。いくつもの楽しみが待っています。
 どうぞ、お誘い合わせの上ご来場ください。
 お待ちしています。

 チケットは、メールをいただくか→ yoshimi@i-produce.net
 → yoshimi-grace@i.softbank.jp
 このブログにコメントをくださってもOKです。
 



「ピアノレッスン、なう。」

チラシHP用表小

 お待たせしました!!
  演劇ユニット黒鯛プロデュース公演「ピアノレッスン、なう。」。
 いよいよです!
 今回は「第10回記念公演」ということで、サントリーホールとの共同企画3日間全5公演の開催です!!
 タイトルでご想像の通り、音楽と芝居の新しいエンターテイメントが実現。
 そうなんです! なんとピアニストの小原孝さんを迎えての笑って泣いて感動する芝居が繰り広げられます。

 今回、私もお手伝いさせていただいています。
 小原さんを巻き込んでしまったのも私の責任・・・ですが、打診した私のもとに「挑戦してみる!」と返事が来た時、思わず「さすが!」と声を上げてしまいました。どこまでも新たな世界に挑戦し続ける彼の姿勢とエネルギーに今回もまた感動して刺激を受けているところです。

 ピアニスト小原孝の記念すべき役者デビュー作となるこのお芝居、どうぞお見逃し無く!!
 そう、芝居の中でもピアノをたくさん弾いてくれますから、これはもう2倍の魅力がありますね〜。演奏も聴ける、役者の顔にも出会える・・・、というわけです。
 私もとても楽しみです。

 そしてもちろん我が夫、市原康も出演いたします。
 こちらはいつものタイコは叩きませんで、役者オンリー。タイコ無しで舞台に立つのはなんともちょっと心配しきり・・・ですが、黒鯛では第1回目の公演からこれで8回目の出演。いわば常連となっております。
 台詞がちょっと心配ですが、とにかく頑張ってもらいたいと思います。
 みなさん、どうぞ応援よろしくお願いいたします。


 公演スケジュール等は、以下の通りです。
 みなさん、お誘い合わせの上ぜひぜひ起こしください!!
 お待ちしています。

 <日時>
 10月30日(水)20:00〜
 10月31日(木)15:00〜、19:30〜
 11月1日 (金)15:00〜、20:00〜
 の全5回。
 <会場> サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
 <出演> 和泉ちぬ、小原孝、弥香、佐藤正宏、由夏、市原康、高山和之、吉村美樹、中村僚志
 <チケット料金> 3,500円(全席指定)
  ※ 音楽、演劇を専攻中の学生の方はご招待できます(毎回10名限定)ので、ご連絡ください。
 <予約・申し込み> 
  私(大谷よしみ)宛にメール → yoshimi@i-produce.net
  または、以下の予約ページへアクセスいただいてもOKです。
  ↓
  http://ticket.corich.jp/apply/48376/011/


オペラ「かぐや姫」合同練習

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 いよいよオペラ「かぐや姫」(11/3(木)渋谷/聖ヶ丘教会 15時開演)の本番が近づいてきました。
 昨日は、JOYJOYリズムコーラスのこどもたちお母さんたちみんなで、合同練習に参加しました!

 今回はJOYJOYリズムコーラスのメンバーに、親子リズムサークルの2歳児たちマメJOYキッズたちも加わって歌って舞台に挑戦します。
 
 不遜にも、まあ歌うのは無理だろうけど手をつないで一緒に舞台に立てるだけでもかわいいかな、、、などと考えていた私の予測を見事に激しく裏切って、この1ヶ月の練習でマメJOYキッズたちは元気に歌って動けるようになってしまいました!本当にビックリです。JOYJOYリズムコーラスのちょっとだけお姉ちゃんたちに混ざってのレッスン効果大!!
こどもたちは、こどもたち同士の中で育つのですね。改めて異年齢の交わりの大切さを感じています。

 2歳児の能力の可能性に驚きっぱなしの最近です。
 2歳児だって歌いながらリズミカルに動けるよ。と言うみんなの声が、歌う笑顔から飛んできます。
 オペラ初舞台は、幼少のかぐや姫の村のこどもたち役です。
 みんな、すてきに楽しく歌おうね、がんばろう!



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  ツイッターはこちら→http://twitter.com/yoshimigrace

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ジャズ幽霊さん

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 ご無沙汰しすぎました。
 仕事の立て込んだ日常の中でぼんやりブログを綴りたいと思いながら、どうもそれが苦手です。
 今後は、もう少し違うスタンスでブログ綴りをしてみようかな・・。

 とまあ、あれこれ思っている間に、とうとう、黒鯛プロデュースの「ジャズ幽霊さん」の公演も終了してしまいました。
 お越しくださいました皆さま、本当にありがとうございました。
 お蔭さまで、楽しく熱い舞台になりました。
 たった一日の二回公演でしたが、どちらもほぼ満席。夜の部は立ち見になり、まるでジャズライブのような盛り上がりに。しあわせな時間でした。
 
 この面白ユニット「黒鯛」を率いる主演の和泉ちぬさんのインチキ霊媒師の存在感と演技、笑わせ、涙をさそい、素敵でした。そして、日本を代表する超常現象否定派科学者でテレビに出たがりの大学教授役の市原康。なんとか役者として二公演やりきりました。皆さんの声によれば、随分役者らしくなってしまった・・・とか。いやあ、たいへんだったのですが。。がんばりました。
そしてさらに、あのジャズジャズピアニスト前田憲男さん。これには本当に驚きました。流石でした!これまでの人生で、ピアニストとしてどれだけのライブをこなされてきたことかわかりませんが、その感性が見事に舞台役者としても発揮され、セリフは無くとも芝居の中心人物として圧倒的な演技力、演奏力、脱力、、、にただただ脱帽。。。

 
 私を虜にしたのは、役者さん作家さん制作スタッフみなさんの芝居を愛する純粋さ一途さ。
 その純粋と一途が、私をしばらく恍惚とさせています。
 みなさん本当にきらきらで美しく、芝居を愛して、仲間を愛して、自分の命を芝居に同化させているような、そんな透明な時間を生きている。その場に一緒にいさせてもらっただけで、その愛が私をつかんでしまいました。
美しくて美しくて、私も自分の時間をこうして愛の中で昇華させようと、今回もまた思ってしまったのです。

 「ジャズ幽霊さん」については、二人の岩渕さんがそれぞれブログに書いていますので、ご覧ください。
シンガーソングライターの岩渕まことさんのブログ。→こちらです。
サントーリホール支配人役で出演されていた私の大好きな役者さん、岩渕敏司さんのブログ。→こちらです。
 来年もまた、黒鯛プロデュースのお芝居をお楽しみに!
 みなさん、お疲れさまでした!!



 では、ちょっとこれから心を入れ替えて、ブログ綴りを見直してみよっと。。。


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ツイッターはこちら→http://twitter.com/yoshimigrace

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いのちのエネルギーに触れるとき

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 こどもの城青山円形劇場でPAF2010(Performing Arts Fair 2010 )を観て帰った。玉川大学芸術学部パフォーミングアーツ学科の学生たちによる発表公演だ。
 素敵だった。
 若さのエネルギーが、ほとばしる汗と笑顔と生きる喜びを飛び散らせていたからだけではない。この学生たちを愛して育て、演劇を音楽をダンスを表現を伝える喜びを愛して止まない指導陣の情熱が、演じる学生達の向こう側で熱く燃えているのを感じて興奮したからだ。
 舞台上で燃える若いいのちは、この若さに本当のいのちを吹き込んでいるもっと熱い大人たちに出会ったんだ。しあわせだ。この出会いこそ、人々に生きる勇気と元気を与える源になる。
 私も今夜、この燃えるいのちの若者たちから強いエネルギーを確かにもらった。うれしくて震えるような、軽やかな足どりで踊りながら笑ってしまうような、重くない軽快なエネルギー。悪くないじゃないか。これからの時代も、まだまだもっと楽しそうじゃないか!
 
 そして、今夜の素晴らしい舞台へ招いてくださった、私の大好きな役者で歌手で素敵なお父さんの小森創介さんは、いのちのエネルギーの炎をやっぱりもうもうと燃やしながら、笑って跳ねて軽々と若者たちと歌っていた。生きているっていいなあ。生きているいのちに触れると、誰だって話しがしたくなる。誰だって明日が待ち遠しくなるものなんだ。こどもたちが、みんなこうして生きているいのちの炎に出会ってほしい。

 
 さあ、明日は生まれたてのいのちのエネルギーたちと歌って踊るぞ!
 明日6月12日(土)は、横浜市青葉区の「青葉台コミュニティハウス本の家」で『よしみ先生と一緒に歌って♪動いて♪ラララン ファミリー♪』(対象:1~3歳の親子、10:45~)がスタートします!月に1回の新しい活動です。来月7月は、7月17日(土)に開催。お近くの方、どうぞご参加ください!
 お問合せは、
m-c-nodoka@hotmail.co.jpミュージックサークル和<のどか>
runon-chie461@h00.itscom.net(Dolce)
まで。

いのちを生きる

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シルバー連休初日の19日、創作遊び作家のたにぞう(谷口國博さん)が主宰するSmile Kids の発表会を見た。写真がそれ。
素晴らしかった。
3歳か4歳の子どもたちからそのお母さん、幼稚園の先生、保育士さんたち、みんな素敵だった。あんまり感動してしまい、しばらく言葉を発せなかった。
ステージ終了後、久しぶりにプロデューサーのたにぞうご本人を楽屋に尋ねたものの、「素晴らしかった!」としか言えなかった。ただ手を出して強く握手だけして帰った私。

子どもたちが音楽とまみれて全身で踊る姿を、会場いっぱいに詰めかけた家族や友達や先生たちが見守る。
ステージはすでに舞台の上だけでなく、会場全体が表現の場に変容している。
全身が喜ぶリズムに溢れた踊り手たちと、それを受け取って音楽の中で共振して喜ぶ観客。
この興奮は、子どもの発表会というお決まりの世界から舞台芸術の醍醐味をしっかり湛えた非日常の空間だった。

たにぞうさん!
素晴らしいお仕事していますね。
子どもたちが、「いのちを生きる」っていうことを子ども時代に体験できたら、その子の人生はだいじょうぶなんだ。
常々そう思っている私だけれど、「いのちを生きる」場所や機会を提供できる本物の大人がいま、本当に必要だと感じているから、こういう仕事に心から敬意を表します!

素敵です!
素敵な子どもを生んでいるたにぞうさんご自身が、本当に素敵です!

そうして翌日20日には、楽しみにしていた新作文楽「天変斬止嵐后晴」(てんぺすとあらしのちはれ)を、国立劇場で観た。
シェークスピアの「テンペスト(あらし)」を原作に、平成4年に初演されてから今回が2回目の再演。
ほほう。文楽もここまで新しい世界へ扉を開くのか・・・。その包容力の豊かさに関心というか、自分の頑さを自覚させられつつ、楽しんで観て聴いた。

文楽の面白さと楽しさは、やはり何と言っても大夫と三味線の迫力ある演奏のかけひき。そして人形遣いの絶妙な動きの美しさという三者のアンサンブル。中でも、大夫の言葉の歌うような語りの迫力には、病みつきにならざるを得ない心地よさがある。
もし私が、子どもの頃から文楽を観ていたら、大夫の口まねをかなり上手くできるようになっただろうな・・、といつも思う。
今でも結構やれますけど・・(笑)。

言葉のリズムと抑揚の美しい音楽が、聴く者を完全に芝居の世界へ誘ってしまうのは、まさに舞台芸術の真骨頂。
日本人にしかわからないのだろうか、大夫と三味線の掛け合いの間の心地よさほど、芝居を白熱させるものもない。
こういう芸能が存在していることを、日本の子どもたちにちゃんと伝えないといけないと、ここでまた思うのだ。

たにぞうのSmile Kidsと、人間国宝の演じる文楽を一緒の次元で考えることは邪道と言われるかもしれないけれど、でも、私がどちらの舞台からも、全身の興奮する心地よい感動を味わうのは本当だ。

日々稽古を積んでいる文楽の芸人さんたちの、「生きるいのち」が炸裂する現場を見せつけられる舞台は、その時空を共有している観客に生きている実感を生々しく感じさせる一瞬の「とき」を提供する。
感動が言葉に表せないことを実感する経験。
こういうことが多いほど、ひとは豊かになるのじゃないかと思えるから、幼い時にこういう時空の触感を味わうことは大変な財産だと思う。

音楽も、教えるとか教育するという次元で子どもと接するのをやめて、「いのちの生きる」現場を共有する機会の提供になればいい。
いつもそう思ってきたけれど、ますます思う。

「教える」というのがどうやっても好きじゃない私は、どこかで常に自己矛盾と闘ってこれまで教育の世界との関係を持ってきたのだけれど、そうだよ、そうやって「いのちを生きる」ことをいっしょにやろうよ!って堂々と言えばいいんだな。
歌のなかで。
リズムのなかで。
音楽のなかで。
言葉のなかで。

こうして我が家では、毎夜「表現」についての議論が白熱するわけで、演奏家の夫も、言葉を紡ぐ私も、やっぱり子どもそのものだったということに気づいてしまうのです。

『異議ある夫婦』黒鯛公演

異議ある夫婦

感動がまだ冷めないし、夢も覚めないからやっぱり書くことにした。

和泉ちぬさん率いる「黒鯛」のお芝居『異議ある夫婦』の千秋楽を観た。
最後のシーンを終えて、役者さんたち一人ひとりのカーテンコールに拍手をしていると、どうしようもなくこみあげてしまい、慌てて「どうしよう?」と隣の夫に助けを求めようとしたら、既に眼鏡をはずしてハンカチで目をごしごししていた。
説明できないのだけど、こういうのを感動というのだ。
動かされてしまったんだ。
からだの中のどこかがみんな。

芝居は本当に大らかで楽しかったし、何より役者さん一人ひとりが自由で、それでいてお芝居が不思議に深いのだ。生き物みたいにあったかくて、むくむくしていて軽快で、なぜか私まで自由になった。
終演後の打ち上げで、ちぬさんの元夫役をなさった佐藤正宏さんの言葉に、「ごっくん」と頷いてしまい、感動の意味を納得できたら、涙の意味が一気にわかってとぅる~ん・・と緩んですっかり嬉しくなってしまった私。

「“あこがれ”と“おそれ”を抱き続けていられる芝居をやりたくてやりたくて今の自分があるわけなんだけど、その“あこがれ”と“おそれ”を共有できる仲間に会える!なんてそんなことがあるっていうことがうれしくて・・・」と。

“あこがれ”と“おそれ”を共有できる・・・。
それだ!
この風船みたいにやわらかなパワーが、おひさまの方を向いてひまわりみたいに伸びていくのをずっと見ていたいと思った。
ぐんぐん伸びて、、大きく咲いて、きいろに笑って、元気をくれる。

あこがれていよう。
おそれていよう。
ぐんぐん伸びて大きく咲こう。
私もそのままでいよう。

ちぬさん、
黒鯛は、限りない海に泳いでどんどんつやつやになるんですね。
応援してますっ!




Appendix

プロフィール

市原よしみ/大谷よしみ(惠美)

Author:市原よしみ/大谷よしみ(惠美)
こどもたちお母さんたちと音楽をしながら、ことばを紡いだり、ぼんやりしたり、夢中になったりしています。美しいものに心を奪われて「きれい〜〜」と感じるのがとても好きです。うっとりしながら喜んで過ごす毎日の中で、どんどん繋がる新しい出会いに感謝して、神様からの恵みを数え笑顔で歌っています♪

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